保険による包茎手術の修正手術は仙台中央クリニックに御相談ください
保険による包茎手術
保険による包茎手術を受けた後、美容的な観点から修正を行う場合があります。保険による包茎手術は、排尿支障がある、勃起時に痛みを伴うなどの症状を改善する目的としており、美容面を考慮しないで行われることがあります。術後美容面が、気になる、納得できない場合には、やり直し再手術が必要になります。
保険による包茎手術のメリットとデメリット
保険による包茎手術のメリットは、何と言っても料金が低価格であることです。保険が効きますので、格安料金で行えます。しかし、包茎のタイプによっては保険がきかないこともあります。その場合は、保険外診療で行われるため、料金は高くなりますので注意が必要です。保険診療における包茎手術のデメリットとして、入院が必要になることがあります。また包帯交換や消毒のために通院が必要になることがあります。手術が機能面重視で行われる為、美容面を重視してもらえないことがあるために、保険で手術を受ける場合は、術前に、どこまで美容面を考慮してもらえるか、十分な説明を受けることが重要です。
保険による包茎手術の傷跡
保険により包茎手術を受けて、傷跡がギザギザや凹凸に盛り上がり、小帯部が膨らむことがあります。その原因として、切除ラインが均一ではないこと、縫合の間隔が不均等であるなどが考えられます。傷が目立ち気になるということであれば、修正が必要になります。
保険による包茎手術のツートンカラー
保険による包茎手術の修正手術で最も多いのがツートンカラーの修正です。包皮の内板が残り、切除ラインが陰茎の中央に位置するため、手術したことがはっきり分かります。傷跡と包皮の色の違いが2色のツートンカラーになることもあります。保険による包茎手術は審美的な仕上がりを重視するのではなく、包茎の病状を治すことを目的としているため、このようなツートンカラーに仕上がる可能性があります。
保険による包茎手術で包皮の腫れ突っ張り
保険による包茎手術で、亀頭下周辺や小帯に腫れが長期に続くことがあります。また勃起時に包皮が突っ張るという症状が認められることがあります。これらの症状は包皮の締め付けの取り残し、切除デザインの誤り、包皮の切り過ぎや不自然な縫合により起こります。リンパ液が溜まって膨らんでしまうことに起因します。陰茎が不自然な形になった時は修正手術が必要です。
保険の包茎手術を受けたがまだ被る
保険による包茎手術では、包茎手術を受けたのに、被るということが起こることがあります。その場合、原因に合った修正手術が必要になります。余剰包皮の切る量が不足している場合には、包皮の追加切除が必要です。陰茎自体が埋没し腹部の脂肪に埋もれている場合には、埋没の修正が行われます。亀頭の先細りが原因である場合には、亀頭の増大手術が行われます。
美容外科クリニックにおける包茎手術
美容外科クリニックでは、男性美容外科の一環として包茎手術が行なわれています。健康保険が適用されない自由診療であり、保険診療と比較すると料金が割高になります。しかし手術後すぐに帰宅でき、入院の必要はなく、通院もほとんどの場合で不要であり、利用しやすい設定になっています。また美容外科的な手術が行われ、美容面に留意した治療が行われています。包皮のツートンカラーや包皮の突っ張りをなくしたい、腫れを避けたい、見た目重視の仕上がりを希望しているという場合は、美容外科クリニックで手術を受ける方が多いようです。
保険による包茎手術の修正リスクやデメリット
- 勃起時に痛みを感じることがあります。
- 細菌感染を認めることがあります。
- 修正手術の内容によっては、通院が必要になることがあります。
- 包皮や傷の状態によって修正手術が不可能となる場合があります。
保険による包茎手術の修正ビフォーアフター症例写真
症例経過
30年前に保険により包茎手術を受けた症例です。傷が目立ち仕上がりが悪いことを友人に指摘され、美容的な修正を希望して仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、包茎手術は環状切開で内板を大きく残して行われており、ツートンカラーになっていました。傷跡は盛り上がり瘢痕化し、ペリカン腫大が認められました。修正手術は、瘢痕部とペリカン腫大を切除し、ツートンカラーになっている傷を亀頭下に移動し、美容外科的縫合を行いました。また埋没陰茎の状態でもあり、陰茎堤靭帯の補強を行いました。余剰の包皮が無くなり、傷が目立たなくなりました。
症例解説
保険による包茎手術は、陰茎の中央に切開線が位置し、手術したことがバレバレになることがあります。その場合には、再度切開し傷が亀頭直下に来るように修正する必要があります。余剰包皮が大きく切除されている場合、更に切除することが困難なケースもあり、全例で修正可能とは言えませんが、多くの症例で修正手術が可能です。通常の包茎手術よりも難易度が高いため、引き受けてくれる施設は限定されます。保険の修正手術は、包皮の突っ張った感覚や痛みが起こるリスクがあります。手術の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。手術前に十分説明を受けてください。
