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包茎による痛み

痛みを伴う包茎の包茎手術は
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痛みを伴う包茎

包茎であっても多くの場合、痛みを伴うことはありません。しかし包皮の引き攣れや、狭窄、締め付け、巻き込みなどにより痛みを生じる場合があります。包茎のために痛みを伴い、生活に影響がある場合は、包茎治療が必要になります。

痛みを伴う包茎に悩む男

包茎による痛みの程度

包茎による痛みの程度には、締め付け程度の違和感があるものから激痛を伴う症状のものまで差があります。被っている状態から無理に亀頭を露出させようとすると、痛みがあって露出出来ない場合には、勃起時に力が加わることで包皮の部分が裂けてしまうことがあります。裂けた傷口から菌が入ってしまうと、細菌感染を併発して大きく腫れ上がります。

包茎による慢性の痛み

包茎が慢性的に進行すると、包皮に緊張がかかるようになり、裂けることが多くなります。普段のちょっとした動作が刺激になり痛みを感じます。さらに状態が酷くなると亀裂が習慣性になり、排尿時や入浴時に染みて、痛みがおきます。

性交渉における痛み

包茎で痛みが生じるために、性交渉ができないことがあります。僅かな刺激で痛みを生じる場合には、性行為に対して恐れを抱いてしまい、異性に対して消極的になってしまいます。激痛があり、性交渉が不能である場合は、妊娠することが困難となり、それにより婚姻が破綻する場合があります。そのため、女性が主導して包茎手術を希望されることがあります。

痛みが有る包茎に対する包茎手術

痛みを伴う包茎は、強い絞扼輪が有ることが特徴です。包茎手術により、絞扼輪及びその周囲の亀裂が出来易い部位を切除します。不要な包皮を完全に切除することが出来ると、亀頭は露出され痛みは消失します。美容外科的方法により、縫合することにより、傷は目立ちません。

痛みを伴う包茎の治療を終えホッとする男性

痛みのある包茎の手術のリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 細菌感染を合併することがあります。
  • 傷が目立つことがあります。
  • 腫れが続くことがあります。
  • 内出血を伴うことがあります。
  • 出血や血腫を認めることがあります。
  • 亀頭痛が続くことがあります。
  • 包皮の引き攣れが続くことがあります。

痛みを伴う包茎に対する手術ビフォーアフター写真

23歳、未婚。包茎手術の症例写真

症例経過

包皮の突っ張りや締め付けによる痛みを感じていた症例です。特に勃起時に痛みが起こり、耐えられないので、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、包皮の余りが多く、包皮孔の狭窄も認められました。手術は絞扼している部分を解除し余剰包皮を取り除きました。また、美容面を考慮し、美容外科手法により縫合しました。術後は痛みが無くなり、生活の質が向上しました。

症例解説

絞扼が強い包茎では、容易に包皮を剥くことが出来ず、勃起した際に包皮の突っ張りや痛みを伴います。その為、多くの場合で、包茎手術の適応になります。締め付けや狭窄部分を除去する必要があり、早めの受診をお勧めしています。包茎手術は、術後腫れのリスクがあります。手術前に十分説明を受けてください。

31歳、既婚。包茎手術、埋没陰茎修正手術の症例写真

症例経過

包茎により包皮炎を発症し裂傷が進行した症例です。亀裂を生じたことにより痛みが強く、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、包皮は炎症を起こしており腫れて、ヒリヒリした痛みを伴っていました。排尿や入浴などで痛みがあり、日常生活に支障をきたすために、手術を行いました。陰茎堤靭帯を固定して埋没を防止し、炎症部の余剰包皮を切除し亀頭を露出しました。痛みが無くなり、日常生活が楽になりました。

症例解説

包茎のために衛生状態が不良になると、包皮に炎症を繰り返し、包皮は腫れて裂傷を生じます。赤みが強く、痛みを伴います。そのような場合は包茎手術が必要で、亀裂を生じている包皮をすべて取り除くことにより、痛みを改善させることが出来ます。包茎手術は腫れや内出血のリスクを認めることがあります。手術前に十分説明を受けてください。

34歳、未婚。包茎手術、長茎手術の症例写真

症例経過

包皮と亀頭が癒着を生じていた症例です。亀頭を露出することが出来ず、無理に剥こうとすると、血が滲んで痛みを伴うために、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、包皮と亀頭が癒着しており、真性包茎の状態でした。手術は埋没している陰茎を体外に引き出して、亀頭と癒着していた余剰包皮を剥離し切除しました。亀頭が露出され、痛みが改善しました。

症例解説

包皮孔の狭窄と癒着があると自力で剥くことが出来ません。亀頭は常に包皮に覆われているため、恥垢が溜まりやすく包皮炎や悪臭などの原因となります。排尿をするときに、尿線が細くなったり飛び散ったりすることもあります。さらに重度の包茎の場合、尿道に負担がかかり尿路閉塞性疾患を起こし腎不全になるおそれもあります。きちんと洗うことができない状態は恥垢が常に溜まっているために、尿道炎や感染症のリスクが高まるため包茎手術をお勧め致します。真性包茎の包茎手術は、術後亀頭の痛みが続くデメリットやリスクがあります。手術前に十分説明を受けてください。

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