体型の変化で悪化した包茎の治療は
仙台中央クリニックに御相談ください

体型の変化で包茎悪化

肥満は包茎の増悪因子です。身体の中に埋もれる部分が増えるため、包皮の被りは増してしまいます。タートルネックのセーターを着た人が寒さに首をすくめる様子をイメージすれば分かり易いと思います。その為、痩せている時に軽度の仮性包茎が、太ることにより重度の仮性包茎になります。靭帯の緩みは徐々に進行して治療が難しくなるので注意が必要です。

下腹部の脂肪で包茎悪化

肥満で腹部の脂肪が増えると、腹部が垂れ下がることがあります。陰茎は下腹部の恥骨と呼ばれる部位に根元があり、この部分に脂肪がつくと、陰茎が埋もれてしまいます。陰茎が埋もれ、包皮が前に押し出され、亀頭を包み込まれるので包茎になってしまいます。

陰茎堤靭帯の緩みで包茎悪化

陰茎堤靭帯とは、恥骨と陰茎を連結する靭帯です。靭帯の緩むと、包茎手術を行っても、包茎が改善されません。包茎治療と埋没修正を組み合わせて行うことが必要になります。

皮膚のタルミで包茎悪化

肥満により皮下脂肪が貯留すると皮膚の弛みが生じます。皮膚の弛みが強い場合には、包茎の症状が進行し、被り易くなります。外科的治療を検討する必要があります。自己努力による改善は困難です。

肥満で悪化した包茎に対するダイエット

肥満で状態が悪化した包茎を、痩せることで、改善できますかと、御質問を頂きます。陰茎を支えている靭帯が伸びていない場合には痩せることで包茎が改善する場合が有りますが、多くの場合で、靭帯が伸びている為に、改善は期待できません。ダイエットしても陰茎の状態は変わらないと考えるのが良いでしょう。伸びた靭帯を外科的に補強する治療が必要です。

肥満で悪化した包茎の治療

肥満で状態が悪化した包茎は、包茎手術を行っただけでは完全に亀頭を露出させることが困難です。多くの場合で埋没陰茎の修正が必要になります。埋没の症状は、個人差が有り、人それぞれです。陰茎の長さや太さ、皮膚の厚みなどを考慮して埋没修正を行います。

肥満で包茎が悪化リスクやデメリット（稀なものを含む）

陰茎の収縮が認められることが有ります。
術後数日間は包帯をつけたままで過ごしていただきます。
排尿時に尿が飛び散ることが有ります。
術直後は患部を濡らさないようにする必要が有ります。
包茎手術後は安静が必要です。

体型の変化で包茎悪化ビフォーアフター症例写真

症例経過

肥満で体型の変化を来たし、包茎が悪化した症例です。下腹部に脂肪がつき陰茎が埋もれ、被るようになったために、ダイエットをしましたが、包茎は改善されませんでした。埋没陰茎の治療を検討して、仙台中央クリニックを受診しました。診察したところ、陰茎が下腹部に埋没している状態でした。埋没している陰茎を引き出し、靭帯を補強し、余剰包皮を切除して亀頭を露出しました。術後は、陰茎が腹部に埋没し難くなり、亀頭が露出して、衛生的になりました。

症例解説

体型の変化に伴い、皮の余りが気になるようになったという御相談を頂いています。肥満で包茎が悪化した為に、痩せようと努力する方がいらっしゃいますが、多くの場合で効果はなく、自己努力で改善させるのは困難です。症状に対応した外科的治療が必要になります。緩んだ陰茎堤靭帯を補強し陰茎を引き出した上で、余剰包皮を切除して亀頭を露出します。恥骨部に皮下脂肪が貯留している場合には脂肪吸引が必要になることも有ります。適切な治療が行われれば、包茎は改善します。出血のリスクがあります。