糖尿病による出血の治療は
仙台中央クリニックに御相談ください

糖尿病による出血

糖尿病性包茎において、出血することが有ります。偶然切れただけなので、直ぐに治るだろうと深刻に考えずに放っておくケースが多いようです。しかし糖尿病が原因である場合には、症状が治り難く、進行するケースが有り、全身の検査を行い、治療が必要になることが多くなります。

糖尿病性包皮炎による出血

糖尿病性包皮炎に伴い出血を生じることが有ります。僅かの刺激により出血を起こします。恥ずかしくて相談できないという方もいらっしゃいますが、糖尿病性包茎の場合、自力では治すのは難しく、痛みや痒みを我慢しながら日常生活を続けることは困難です。専門の美容外科ならば、状態を詳しく診察し的確に治療してもらうことが出来ます。自分で判断し、放置することは避け、早めに治療することが望まれます。

糖尿病性包皮瘢痕化による出血

瘢痕拘縮とは、傷が修復する際に周りの包皮を巻き込み、傷ができる前より包皮の円周が狭くなってしまう状態です。瘢痕拘縮を繰り返すことで包皮が固くなり更に包茎が悪化していきます。中には真性包茎になってしまう恐れがあります。瘢痕拘縮が生じると出血が起きやすくなり、治療を要します。

包皮乾燥による掻き傷の出血

糖尿病は、高血糖が続いて血流が悪化し、細胞や末端の神経に栄養や酸素が届き難くなる病気です。血流が長期間滞ることで、包皮の乾燥や硬化を引き起こし、痒みを感じやすくなります。痒みを感じる場合、糖尿病が初期〜中期まで進行している可能性が考えられます。痒みによる引っ掻き傷から出血や感染症を起こすことが多く、日常生活に支障を来たすので治療が必要になります。

糖尿病性包茎の出血を自力で治療する

糖尿病性包茎の出血を自力で改善することは困難です。必ず医療機関を受診して医師の指示に従ってください。皮膚の治療と糖尿病の治療が必要になります。日頃から血糖値のコントロールを要します。食事療法や運動療法も併せて行う必要が有ります。包皮の保湿をして、柔らかく保つことが有効です。

糖尿病性包茎の出血治療

包皮口が狭く、締め付けが強い場合は、締め付けを広げる必要があります。先端の口を部分的に切開し、締め付けを広げる絞扼除去を行うことで、スムーズに亀頭を出せるようになります。その上で美容外科的包茎手術を行うと、きれいに仕上げることができます。

糖尿病包茎の出血治療のリスクやデメリット（稀なものを含む）

糖尿病で治療中は通常に比べ感染リスクが高くなります。
手術当日はできるだけ安静にしていただきます。
腫れや浮腫みが生じることが有ります。
術後、数日は包帯を巻き患部を保護する必要が有ります。
アルコールは術後1週間控える必要が有ります。

糖尿病による出血ビフォーアフター症例写真

症例経過

糖尿病性包茎で包皮出血を繰り返した症例です。1年前から糖尿病に罹患し、包皮に小さな傷が出来て、出血するようになりました。治りかけたらまた傷が悪化し出血を繰り返して、包皮の先端が硬くなり、剥けにくい状態になったため、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ包皮口の狭窄が強く、包皮が肥厚していました。また、陰茎が下腹部に埋没している状態でした。手術は埋没陰茎を修正、余剰包皮を切除し亀頭下にて縫合しました。手術したことが目立たない自然な仕上がりになりました。

症例解説

糖尿病性包茎で包皮が切れ出血する、何回も切れて包皮にライン状のスジが入っている、昔は剥けていたのに剥けなくなった場合は注意が必要です。放置すると亀頭と包皮が癒着し一体化してしまうために、早い段階で包茎手術を検討することをお勧めしています。手術を行うことにより出血のトラブルから解放され日常生活が楽になります。腫れを認めるリスクがあります。