仮性包茎の手術は
仙台中央クリニックに御相談ください

仮性包茎の状態

仮性包茎が真性包茎やカントン包茎など他の包茎と異なるのは、包皮を手で剥こうと思えば剥けることです。仮性包茎とは、勃起していない時に、包皮が亀頭を覆った状態でも、勃起時には多くの場合で自然に剥けます。これに対し、嵌頓包茎は、どうにか包皮を剥くことはできます。しかし、無理に剥いてしまうと、包皮が亀頭の根元を締めつけて元に戻せなくなったり、締めつけられることにより亀頭がうっ血したりすることがあります。真性包茎は、包皮の出口である包皮口が狭いため、平常時でも包皮を剥くことはできません。したがって、仮性包茎は、真性包茎や嵌頓包茎と比較すれば軽度だといえます。日本人の成人男性にもっとも多い包茎の種類です。

仮性包茎の症状

平常時は、亀頭が包皮で覆われているものの、手で包皮をむくことができる包茎を仮性包茎と言います。勃起すると自然に皮がむけるタイプや、勃起しても皮が被ったままで亀頭が露出しない重症のタイプなど、仮性包茎の症状や程度には、個人差があります。平常時には亀頭が包皮で覆われている状態のため、亀頭の間に恥垢が溜まりやすく、不衛生になり、悪臭や病気の原因になることがあります。

仮性包茎の原因

海外では、お風呂に入る際、男の子の包皮を親が剥いてあげるという習慣があります。また、包皮を切除して亀頭を出す割礼を行う習慣がある地域もあります。しかし、日本にはそのような習慣が無く、そのような地域に比べ包茎が多くなります。仮性包茎の症状は、軽度のものから、勃起しても完全には亀頭が露出しない重度のもの、手で剥こうとしても亀頭の露出が難しい嵌頓包茎に近いものなど、人によって差があります。

仮性包茎のより衛生面が悪化

仮性包茎には、衛生面が悪化するデメリットがあります。毎日洗って清潔にしていれば、基本的には問題ありませんが、ケアを怠ると不衛生になりがちです。包皮が亀頭を日常的に覆った状態になるために、包皮や亀頭から出た垢である恥垢が包皮で覆われた部分に溜まり易くなります。恥垢は、雑菌が繁殖しやすいため、牛乳が腐ったような強烈な臭いを発し、かゆみが生じます。

仮性包茎のマイナス面

仮性包茎は、恥垢が溜まり不衛生になりやすく、匂いの原因となります。痒みやかぶれの要因にもなり、亀頭包皮炎の罹患リスクが高まります。日常的に亀頭が包皮で覆われているため刺激に弱く、過敏症になる傾向もります。女性から不潔、臭い、幼いなどといったマイナスイメージを持たれる原因にもなります。

仮性包茎の症状治療

仮性包茎は多くの場合、亀頭直下埋没法と呼ばれる方法で手術を行います。余分な包皮を手術で切除することにより、亀頭を露出した状態にします。亀頭の真下の部分で皮を切除縫合するため、傷跡はしわの中に隠れ目立ちません。

仮性包茎の症状リスクやデメリット（稀なものを含む）

手術当日は安静を心がけ、激しい運動は控えて下さい。
術後、陰茎に包帯を巻いていただきます。
自転車やバイクなど患部に刺激を与えるような乗り物は控える必要が有ります。
術後に腫れを伴うことが有ります。
飲酒は術後控える必要が有ります。

仮性包茎の症状ビフォーアフター症例写真

症例経過

衛生面が不良であり、悪臭や包皮炎などの症状を伴う症例です。放置していましたが、インターネットで色々と調べて、早く治療した方が良いと思うようになり、仙台中央クリニックを受診しました。診察したところ、包皮が長く剥け難いタイプの仮性包茎でした。また包皮に捻じれが有り、陰茎が右方向に引き攣れていました。余剰包皮の長さを正確に計測して、余剰包皮を切除し、陰茎の捻じれが改善するように縫合しました。自然に剥けた状態に仕上がりました。

症例解説

症状がない仮性包茎は、治療をしなくてもよいと考えられています。しかし悪臭や炎症などの症状を伴う場合には、治療に踏み切る場合が多いようです。包茎手術により多くの症状が消失する為に、日常生活が快適になり、もっと早くにやっておけば良かったと言われます。仮性包茎が気になっているものの放置している方はご一考ください。包茎手術は陰茎が腫れるリスクがあります。